分岐点

2010 年 2 月 16 日

野球にしてもサッカーにしても日韓戦は半端じゃない程の盛り上がりをみせる。
野球はWBCを境に世界を意識した。
私はそう認識している。
日本プロ野球の父とも言われる故正力松太郎氏は
「アメリカ野球に追いつき、そして追い越せ」
と言われた。
ニュアンスは違えど、その理念に追いつき、そして追い越した。
純粋に素晴らしい事と心から思う。

日本サッカーの父といわれるデットマール・クラマー氏は
「ノーモアコリア」
と言われた。
我が国民には余りに重く、深い御言葉だと私は考える。

2月14日
この日、行われた日韓戦は何だったのだろうか?
試合前、韓国のサポーターはこの試合を「ギロチンマッチ」と呼んでいた。

タイムマシーンがあるのなら生で観たい試合は数多くある。
その中の一試合に
1997・9・28日韓戦がある。
敗因はロペスと秋田の交代が勝ち試合を負け試合にした。と巷では言われている。

状況や時代は違えど”また”聖地国立競技場で宿敵に負けた。
13年前は分かり易い敗因があった。

だが今回の敗因は何だろうか。

退場者が出た事?
海外組不在?
宿敵へのプレッシャー?
どれも韓国にも当てはまる。
言い訳にもならない。

今年に入りワールドカップ初戦のカメルーン戦まで、代表の活動期間はおよそ51日しかないらしい。
その内21日間は終わりを告げ、今回行われた東アジア選手権は過去最低順位の3位に終わった。

過去最低

この言葉の意味は小学生でも理解出来る。

私が知る限り過去最高のブーイングを受け、指揮官のギロチンを免れた日本代表。
これから何処へ向かおうとしているのか。
そして何処を見ているのか。

デットマール・クラマー氏は言う。
「折角ここまで盛り上がったサッカーだ。
これを栄えさせるか廃れさせるか、君達の肩にかかっている。」
およそ50年も昔に言われた提言が現在も”また”当てはまる。
クラマー氏の偉大さを感じると共に日本サッカーの未来に不安を覚える。


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