2011 年 4 月 5 日

 20代前半の頃、海外出張で日本を1ヶ月程離れ久しぶりに母国に帰って来た喜びは此の上なかった。
 母国に帰って来た・・だが、そんな事より目を惹いたのが成田空港から見た桜の美しさであった。

 今日、明日AFCチャンピオンズリーグ2011(ACL)のグループステージ第3節が行われる。Jクラブの試合は、5日にG大阪とC大阪、6日に名古屋と鹿島の試合が開催され、4クラブ全てが韓国のKリーグクラブと対戦する。

 今日5日、長居スタジアムで1次リーグ首位の全北現代(韓国)と対戦。C大阪の中心選手MF乾貴士(22)は主力8人が来日しなかった全北現代に対し『完全にナメられてる。8人はねえ。。』と表情を曇らせた。
 2日に国内のリーグ戦を終え、中2日での試合となる全北現代は、ブラジル人MFルイスを含め、ベンチ入りベストメンバー18人のうち、8人が来日せず。崔康煕監督は『ハードスケジュールだから。震災の影響ではないし(主力と控えで)力の差は紙一枚の差しかない』と強調したが、乾は『今後、得失点差も絡んでくるので、しっかり考えて、できるだけ大差で勝ちたい』と語る。
 東日本大震災後、国内で主なプロスポーツの公式戦が行われるのは今回が初めて。乾は勝って被災者を勇気づけたい気持ちも強く『日本を代表してACLに出ているので、しっかりその思いを見せたい』と力強く語った。
 敵にナメられて、気持ちの良い人間はいないだろう。
 加えて乾は3月29日のチャリティーマッチでは日本代表の一員としてピッチに入ったが不完全燃焼だった筈。時折、らしいプレーを見せるも本領発揮には至らなかったのでは。
 本来の乾貴士を期待したい。

 いつか、こんな会話を耳にした事がある。
 『今年も桜が見れたね』老夫婦が交わした会話。

 日本人は老若男女、桜が大好きだ。桜の美しさは一言では形容し難い。
 私は成田空港から見た桜は日本人である事の喜びすら感じた。日本人の桜が好きな要因の一つに「散る潔さ」「散る美しさ」があると考えている。「散る潔さ」に日本人の本質があると考える。だからこそ、留まったり、居座ろうとする会社幹部や議員先生の皆様に多くの非難が集まるのであろう。
 セレッソ大阪のチーム名の「セレッソ(Cerezo)」はスペイン語で桜の意味。
 チームとして初の国際舞台なのだから大輪の花を咲かす事は難しくとも、ナメた相手に勝利し、被災者の心を少しでも和らげて貰いたい。
 いつか来る散り際、その散り際にも美しさを求めたい。


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