技術

2010 年 9 月 24 日

『こういう難しいプレーを簡単にやってのけてしまうのがジダンなんですよね』

サッカーの元フランス代表ジネディーヌ・ジダンが現役中にテレビ解説者が試合中に必ずといってよい程よく口にしていた言葉。

簡単な事を簡単に出来ない選手が多い中、難しいプレーをいとも簡単にやってしまうジネディーヌ・ジダンのプレーに世界中のファンが酔いしれた事と思う。
先日、本屋に出向くと面白そうな本を見つけた。
俗に云う「ジャケ買い」をし、読んでみた。
本を読む事が決して得意でない私が驚く程、早く読み終えた。
興味の対象もあるだろうが、素直に心に入って来た。

「人の心をひらく技術」

著者は小松成美氏である。
中田英寿氏、イチロー氏、中村勘三郎氏、YOSHIKI氏、各界の第一線で活躍する方々にインタビューを行い、数多くの作品を世の送り出している。
何故ゆえ、彼等は彼女に心を許したのか。
その「何故」が臨場感たっぷりと描かれたいる。

著者が何故、ノンフィクションライターになろうと決心したのか。
志を抱き、時代の第一線で活躍する相手を前に、どの様な覚悟で望んでいるのかが切々と書かれている。

私の様な若いライターには勇気を貰ったし、誠実に、人間と別け隔てなく向き合っている内容に感動を覚えたと同時に勉強させられた。
この本はタイトル通り「この本はライターを志す人間のみならず、総ての人に向けられている」という事。

読んでみて頂くと難しいと感じていた事が簡単に思えてしまう事もあるだろうし、簡単な事が豊かな人間関係を構築していく上でいかに深いかを考えさせてくれる。
『会話が下手だから』とか『苦手』という方には勿論お薦めしたいが、
私は『相手の気持ちが分かる優しい人間になりたい』そう考えている方にも是非お薦めしたい。


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