2010 年 8 月 18 日

8月17日、電光掲示板が示したのは39℃

この猛暑の中、試合をしなければならない高校球児達には憧れの場所でのプレーとはいえ頭が下がる。
しかし、野球には「チェンジ」があり、攻撃中は身体を休められ、給水も出来る、怪我をしていれば手当ても出来る。

今日、火曜日に関わらずサッカーJリーグの試合が4試合行われた。
19:00、19:30キックオフという事もあり、暑さは和らいだものの各地で30℃近い気温80%近い湿度。
「チェンジ」など無いサッカーは残酷そのものに思う。
だが日程は日程なので試合を行わなければならない。

犬飼前日本サッカー協会会長の退任後、めっきり秋春制移行は聞こえなくなってしまった。

問題は先送りにされ、有耶無耶にされた感がある。

確かに日本は4月から全てが始まる。
学校も企業も新年度を迎える。
それを変えて欲しいとは思わない。
桜の花は日本人に喜びや来る1年度への希望を与えてくれると私は考えている。

39℃を体温に置き換えてみる。
多くの人の平熱より高く、多くの人は会社を休み、学校を欠席するであろう。
Jリーグの試合中に熱中症による事故が起きてからでは遅い気がしてならない。

ワールドカップでの熱狂からファンの間で、ファンで無かった人の間でも『世界に追いつこう』という気運が高まった。
後任の監督も決まらず、世界サッカー界で主流の秋春制も有耶無耶にされ、先送りにされた。
日本のことわざに「鉄は熱いうちに打て」という諺がある。
ワールドカップという熱を与えられ、真っ赤になった国民の心を冷めるのを待っている様である。
日が経つと自ずと冷める。
4年に1度のワールドカップでのベスト16の熱は特殊中の特殊であり、ワールドカップ以外の大会でワールドカップ以上の熱は不可能に近い。
交渉が難航しているのも分かる。
だが、日に日にニュースが聞こえなくなっている。
日本サッカー協会は毎日、ニュースを配信してみるのも「やり方」に思う。
要は意識を惹きつける。
どんなに小さくても送り続ける。
何もしないよりは、熱は逃げ難い様に私は思う。

秋春制で思う事がある。
日本経済は問題を先送りにして借金まみれの現在に至った。
偉大な先人達は後世に生きる者達に「豊かさ」を作ってくれた。
だが、その「豊かさ」なるものは現在を生きる日本人にとって良いものであったのだろうか。
私は決して良いものとは思わない。
古き良き日本人が持っていたであろう美徳が年が経つにつれ、失われていく気がしてならない。

日本サッカー協会は目の前の問題に全力で取り組んで欲しい。

日本サッカー協会は、サッカーを日本の「何」にしたいのだろうか。
私は国技にしたい。


コメントをどうぞ