方法

2010 年 7 月 30 日

歳を重ねるごとに1年が短くなる。

そんな言葉を聞いた事がある。
子供の時は知らない事ばかりで全てが初めてのケースが多い。
「こうやったら上手くいく。」
「こうやったら失敗しない。」
という「経験」が子供を少年にし、少年を青年に、そして大人にしていくものだと私は考えている。

故に「歳を重ねるごとに1年が短くなる。」という言葉が生まれるのだと思う。
しかし、私は例外がある様に思う。

子供の時に他の子供が体験出来ない事を体験したり、経験をすると経験値と呼ばれる「モノ」が飛躍的に伸びると私は考えている。
しかし、いくら経験値と呼ばれるモノが上がったとはいえ、年齢は変わる訳ではない。
年齢は関係なくとも、歩む時間は平等。
その差を生かすも殺すも本人次第という事になる。

Jリーグの試合では時折、15歳の少年や17歳の少年が試合に出場し活躍している。
ワールドカップが終了し、再開されたJリーグで目を惹く存在がいる。
横浜FMの小野裕二である。
木村和司監督に見出された才能はチームに大きく貢献している。

しかし、若い頃に「天才」と呼ばれた選手を我々はいったい何人見てきたのだろう。

現在、日本に来日しているスペイン人コーチはG大阪の宇佐美貴史を見て
『スペインで宇佐美ほどのレベルの選手なら、年間100試合をこなしているだろう』と漏らしたらしい。

現在、世界のトップレベルで活躍している選手はみな10代で活躍している。
自国での活躍を認められ、海外移籍を果たしている選手が大多数。

『Jリーグも若い選手を使え』と外から言うのは簡単な話。
使って駄目だった場合は若い選手の負う傷は深い。
チームが負ければ、監督は批判されてしまう。
しかし日本サッカーの未来を思うのなら是非、若い才能を使っていって欲しい。
その点、選手出身の木村和司監督には大きな拍手を贈りたい。

ちなみに現在、イタリアセリエAで活躍している森本貴幸は15歳10ヶ月6日でJリーグデビューを果たしている。
私は、その事実が日本サッカー飛躍のヒントの様な気がしてならない。

少年が大人の中に入って揉まれる。
少年は経験を持ち帰る。
その経験は何モノにも代え難い経験に思う。
強化を図るのなら、時間が必要なのは承知の事実。

ならば、協会も急ぐべきだ。
ブラジル、アルゼンチン、強豪国と呼ばれる国は来月の10日前後に親善試合を行う。
対して日本は再来月の10日前後。

この1ヶ月の差は大きい。

2014年に行われるブラジルワールドカップはスペイン以外は挑戦者として挑む。

開きかけたベスト8の扉を閉ざさない為にも急ぐべきだ。
その扉を引いて開けるのか。押して開けるのか。
もしかしたら、横に開く扉かも知れない。
その方法は日本人は、みな知らない筈。
その方法を、この4年間で見い出して欲しい。

ワールドカップが終わり再開されたJリーグを観て、そんな事を思った。


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