因果応報

2010 年 5 月 25 日

昔から「悪い事をした人間には必ず報いが与えられる」と常々、自分の心にある。
罪と罰という世界的にも有名な小説を読んだ時にも強く感じた事。

ワールドカップ開幕が3週間を切り、各国から様々なニュースが届く。
その中でもドイツ代表の主将バラックのワールドカップ欠場には残念に思った。

FAカップ決勝でバラックは負傷。
バラックに怪我を負わせたポーツマスのガーナ代表ボアテングは謝罪はしているものの、こう語る。
前半32分、シュミレーションを行なったバラックに対して「ポーツマスの選手達がカードを貰う様、仕向けるつもりか」と非難したという。
これに激怒したバラックがボアテングに平手打ちを浴びせたという。
その数分後、バラックはボアテングのタックルを受け、右足首を負傷した。

さて、この一連の流れを見て、あなたはどう考えるだろうか?
悪いのはバラック?ボアテング?

サッカーの試合で主導権を握る為に技術だけでは握れないのは承知の事実。
ならば、バラックの行為は致し方ない事だと私は考える。
だが、平手打ちに関しては決して致し方ない事とは思わない。
試合中に平手打ちをされた人間が、平手打ちをした人間にどう接するかは誰が考えても明らかではなかろうか?
バラックは2009年4月欧州予選で味方であるポドルスキから平手打ちをされている。
ボアテングは、その事件を引き合いに出し「あの後、バラックは何週間もポドルスキを攻撃したくせにそれを棚に上げて僕に平手打ちを食らわせた。これじゃ彼もポドルスキと同じじゃないか!」と

ボアテングには弟がいる。
今回のワールドカップでドイツ代表候補にも選ばれている。
そして何の因果かドイツとガーナはグループリーグで激突する。
元々気性の荒いボアテングなのだが、U-21ドイツ代表時代に「選手への待遇が平等でない」としてドイツサッカー協会(DFB)にも非難の矛先を向けた。
今回の事件をこう総括している。
「もし僕がバラックに平手打ちをしていたら、2年間の出場停止処分を受けていただろう。ところがバラックがやった事は話題にすら上がらない。だから僕はドイツを出てガーナ代表を選んだんだ!」
そして昨夜、我が日本代表は韓国代表と激突した。
結果は御存じだろう。
そう、全てで負けていた。
このチームの中心、中村俊輔は試合後こう漏らしている。
『今まで積み上げてきたものがちょっとずつ消えてつつある・・』
と漏らせばチームの生命線、遠藤も『1人1人の距離が離れ過ぎていた』
長谷部も『もっと速い選手、もっと仕掛けられる選手が必要』と漏らしてしまう始末。
監督自身も期待の本田、俊輔、遠藤も交代してまで勝負に出たが結果に結びつかず。
勝者がいれば当然、敗者が出る。
だが、次に繋がる負けならばチームは、いつか本当の勝利を手にする事が出来ると私は信じる。
繋がらない負け。
それは継続性のない負けの事だと私は考える。
岡田監督には自身が信じた戦術や選手を最後まで信じて欲しい。

原因と結果。それを因果と云うらしい。

韓国に惨敗した岡田監督は犬飼会長に泣寝入りしたらしい。
本番直前で泣寝入りしてしまう様な監督を起用し続けた協会には、それ相当の報いが待っている気がしてならない。

因果応報と云う言葉があるのだから、報いは必ず待っている。


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