今を戦う

2010 年 5 月 18 日

1998年、日本が初めてワールドカップに出場する。

あのワールドカップに日本が出場する。

そんな矢先に『外れるのはカズ。三浦カズ』

青天の霹靂という言葉を良く耳にしていたが、きっとこういう事を言うんだな。
と、思ったと同時に自分の事の様に悲しかったのを覚えている。

そう語った当時の日本代表監督が2010年南アフリカ大会も指揮をとる。

あれから早いもので12年が経った。
世論は4年に一度の世界で一番大きな国際大会を前にしても、盛り上がりに欠けている気がしてならない。
何故か?
私はその大会に対し、身の丈に合った目標ではないからだと考える。
ベスト4を目標に掲げているが、残念ながらサッカーというスポーツをあまり知らない方達からも中傷されている。
見返す事への反骨精神の期待をも世論は信じていない様に思う。
12年も時が経てば、人も世論も変わる。
世論は12年前よりも確実に着実にワールドカップのスケールもレベルも見えて来ている。
そして世論はワールドカップに限らず、欧州や南米のサッカーを現日本代表に重ねようとしている。
そして「ブーイング」を覚えた。
つい、昨年まではなかったのではなかろうか?
昨年2月11日のワールドカップ最終予選、ホームでのオーストラリア戦。
0-0で終わった試合に一人ブーイングをした私に向けられた白い目や冷たい視線を今でも忘れない。

日本でプレーする外国人プレーヤーはよく日本のサッカーに対して、こんな例えをする。
「勝って天国、負けても天国」
代表戦然りである。
そんな常識が徐々に変わって来ている。
「感情」を覚えた様に思う。
酷い試合をすればブーイングをする。
浦和サポーターが良い例だと思う。
賛否両論ではあるが私は大歓迎であり、大絶賛である。
今までが大人し過ぎた。
実際、今年に入ってからの日本代表戦でブーイングが無かった試合の方が少ない。
負けても拍手。ホームで分けても拍手。
そんな事が許されて、まかり通って良いはずがない。

先日、帯同メンバーからもカズが外れたのは承知の事実であると思う。
そしてイングランドのベッカムは「コーチで帯同」というニュースを知った。
世界的名将カペッロが下した功労者への最大の配慮の様に思う。

最近の日本代表戦では数名以外まるで覇気や執念が感じられない。
スライディングは無いし、スタンディングプレーが多い様に思う。
ワールドカップ前に代表発表前に怪我は避けたい気持ちは十二分に分かる。
誰しもが南アフリカに行きたいし、日本代表に選ばれたい。

発表はされた。

もう言い訳はいらない。聞きたくもない。
サッカー好きなら誰でも知っている名選手がある言葉を残している。
『今を戦えない者に次や未来を語る資格はない』
今を戦えない・・
では、今を戦うとは?

私はカズとゴンなら、その答えを知っていると考えている。
役職を付けて欲しいとは言わない。
ワールドカップのスタッフ入りを心より願う。


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