綻び

2010 年 5 月 11 日

昨日、2010 ワールドカップ南アフリカ大会日本代表23人が発表された。
私は川口能活の選出には大きな拍手を贈りたい。
巷では賛否両論が飛び交っている。
それでは、各々が考えるメンバーが仮に23人に入ったとしたら、果して強いチームになったのだろうか?
では、強いチームとは何だろう。
大量得点して勝利するチームを多くの人は「強いチーム」と言う。
スター選手揃いのチームを「強いチーム」と言う人もいるが。。
私は決して強いとは思わない。
しかし、どの国の代表でもクラブでもスター選手を揃えたからといって勝てるわけではないのは承知の事実。
私が思うに強いチームというのは基本的にディフェンスが強い。
断っておくが能力の高いディフェンダーがいる。というわけではない。
味方全員が味方が抜かれても直ぐに追いつけるポジション取りをしている。
攻撃においてはチームメイトが選手個人が長所、短所を知っている。
どこに欲しいか?どこに走ったら助かるか?
それを「連携」と言う人も少なくない。
その連携が高いチームは各国リーグの順位表にも表れている。
現在「最高のチーム」と呼び声高いバルセロナは完成型だと私は思う。
何をとっても質が高い。
今季の欧州チャンピオンズリーグ(以下CL)は準決勝で敗れてしまったのだが、ある選手が不在だった。
アンドレス・イニエスタ・ルハン
同僚のシャビをも『彼こそ究極のピボーテだ』と言わしめる存在。
彼がいなければ昨季のチーム初の三冠も無かったと私は考える。
象徴されるシーンは昨季のCL決勝戦の1点目。
アシストは彼のドリブルからのパスであった。

みなさんは堅い布を破ろうとした経験はおありでしょうか?
そう。なかなか破れない。
だが、その堅い布に少しだけ、ちょっとでも切れ目を入れると以外と簡単に破る事が出来てしまう。
切れ目を入れらるか否かが勝負を分けてしまうと言っても過言ではないと私は考える。
当たり前の話だが日本代表にイニエスタはいない。
ならば、ドリブルで綻びを作れば良い。

故に縦に速いドリブラーの落選は残念でならない。


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