大貧民

2010 年 4 月 2 日

一番好きなカードゲームは何ですか?

こう聞かれたのなら私は迷わず、大貧民だと答える。
上京して気付いた事なのだが、東京の人達は大富豪と呼ぶらしい。
地域によって名称まで変わってしまうカードゲームは珍しいのではないだろうか。
変わるのは名称だけではない。
ルールも地域によって変わってしまう。
しかし、強いカードやヤクの優位性は全くと言って良い程に変わらない。
他のカードゲームには地域性をほとんど感じず、ほとんど変わらないのには驚いた。
何故、大貧民が好きかと言うとサッカーと類似している点が多いからである。
当たり前の話だがカードゲームには運が必要になる。
配られたカードの良し悪しで半ばゲームが決まってしまう。
強いカードを配られた人間は半ばゲームに勝った様なものだ。
カードの切る順番さえ間違わなければ、間違いなく勝てる。
仮に悪い、つまりは弱いカードが配られた場合には頭がつまりは戦術が必要となってくる。
弱いカードばかりの人間はやらせる所はやらせなければならない。
で、なければ勝てない。
ゲームに勝つには、『いつ』『どこで』カードを切るか。
によって勝敗が分かれてしまう。
そして付け加えるのなら、敵のカードを覚える必要がある。
後手にならない様、常に先手を打つ。
で、なければ勝てない。
ロスタイムに逆転もしくは同点という試合を目にする度に思う。
弱いカードを持たされたチームの意地と強いカードを持たされたチームの慢心。
私にはそう映る。

3ヶ月を切ったワールドカップ。
岡田監督の持たされたカードは世界的に見ると、貧弱だ。
持たされたカード、いや選ぶカードさえ間違わなければ勝てる。
試合が始まり、カードの置き方。切り方さえ間違わなければ、きっと勝てる。
私は日本のワールドカップ最後までそう信じる。

しかし、人間はカードではない。
感情がある。調子がある。
3が4にも5にも成りえる。Aには成れなくともKには成りえる。
そしてサッカーは机の上では行われない。
ピッチに立てば何が起きるか分からない。

地域性はあるが私の知っている大貧民には面白いルールがある。
3のカードが三枚揃えば、ジョーカーを倒せる。というルールが存在する。

とりあえずは4月7日が楽しみである。


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