2010 年 3 月 15 日

「ワールドカップイヤー」という言葉が頻繁に使われ、一度でも代表に選ばれた選手に至っては「生き残り」という言葉が新聞やテレビを賑わす。
何故、毎回こんな進歩のない事を繰り返すのだろうか。
国の仕組みの縮図のようである。
即ち、ワールドカップイヤーは受験イヤーであり、受験生は熱心に頑張る。
勿論、定員人数がある為、落選する者が出る。
受験を勝ち抜いた者だけが志望校への切符を手にする事ができる。

ごく稀に落選がキッカケで逞しく成長し、世界に羽ばたき名を轟かせていく選手もいる。
ごく稀に志望校に滑り込んだものの、輝くチャンスすら与えられず4年という歳月を経て、本人の努力によって、その地位を盤石なものにする者もいる。

誰もがワールドカップで勝つ日本代表を望んでいる。

ならば、考え方を変えていかなければならない。と私は思う。
データでは今年のJリーグ開幕戦と昨年の開幕戦では入場者数が落ちている。
原因は集客力のある浦和がアウェーゲームだったり、天候が雨だとか理由は多々あるが、私は選手の熱にあると考える。
現在Jリーガーの中にいったい何人「世界」を意識した選手がいるだろうか。

中村俊輔、稲本潤一、小野伸二、「世界を知る男達」が今季よりJリーグに帰って来た。
昨今、海外へ移籍する選手が少ない事に稲本潤一は『残念ですが時代ですかねぇ』と言う。
私は違うと思う。
Jリーグバブルなるものが弾け、サッカー人気が保てたのは海外移籍をした中田英寿氏の存在だと私は考えている。
世界最高峰のリーグで日本人が活躍する姿にサッカーファン以外の人々まで巻き込んだ。
中田英寿氏は高校時代から独学でイタリア語を勉強していた事は有名な話である。
目標に対して、最短の努力をした結果だと思うし、努力無しに成功無しとは良く言うが、
「言うは易く行うは難し」を実践された方だと私は思っている。

現在でも海外で活躍する日本人は何人かいる。
中でも本田圭佑は来週、欧州チャンピオンズリーグ2nd legを迎える。
予想スタメンにも入っている。
深夜の生中継にも関わらず観戦される方は多いと思う。
世界で活躍する日本選手の活躍をみなが観たいのだ。

Jリーグも昨日行われた名古屋vs川崎の激闘を観て頂きたい。
何か伝わって来るモノがあるはずだと思う。
素晴らしい試合だった。ホットネスな試合だった。

選手個々が世界を常に意識し、ホットネスな試合が毎試合行われたのなら、その先に海外移籍があると私は考える。

4年に一度の大会も勿論、大事だが世界を意識した日本人を見たい。
Jリーグで『負ければ終わり』と感じさせてくれるホットネスな試合をもっと観たい。
その繰り返しが様々な成長に繋がっていくと私は信じる。


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