希望

2010 年 3 月 10 日

骨肉腫

今も、この時も、この世の中でこの病気で苦しんでいらっしゃる方がいると思うと胸がつまる。
何年か前から読んでいる、恐らく1年に1度ペースでしか発刊されない個人的に好きな漫画でこの病気を知ったのだが、こんなにも早くこの病気の名前を聞くとは思ってもみなかったし、サッカーを通して耳にするとは考えてもみなかった。
そしてマスメディアの力が無ければ塚本泰史の名はひょっとしたら一生、耳にする事は無かった気がする。
唯一、印象に残っているのは昨年のJリーグでサイドバックというポジションながら見事な技術で直接FKを入れた大宮の選手。という事位。
経歴を調べたのだが、素晴らしい選手である事に疑いの余地がない。
しかし、塚本泰史がいかに素晴らしい技術を持っていたとしても、塚本泰史の人間性が素晴らしくなければ3月7日に行われたC大阪戦終了後の大宮の選手達の涙は無かったと私は思っている。
選手達が素晴らしければ、サポーターの行った支援も素晴らしい限り。
私は特に応援するJのチームはない。断っておくが興味が無いわけではない。
世界に通用する戦術を実践しているチームを真剣に探しているし、世界に通用する選手を真剣に探している。
今年は大宮の動向を見ていこうと思う。
無論、現実は甘くない。
だが仲間を思いやるチームがシーズン終了後にどうなっているか。
私は希望を抱いている。

大宮サポーターが行った支援が人々の記憶に残り、塚本泰史の名も記憶に残り、私が一番嬉しいのは、これからもし仮に骨肉腫の選手が現れたとしても塚本泰史の前例が出来た事は心から喜ばしい事に思う。

前例の無い事を嫌う日本人だからこそ強く思う。


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