言語道断

2010 年 2 月 22 日

2月の日本代表4連戦が終わり、欧州チャンピオンズリーグの1回戦1st legをテレビ観戦をした。
日本代表に何が足りて、何が足りてないかを痛感させる1回戦1st legであった。
勿論、代表チームとクラブチームを天秤にかけるつもりは毛頭ない。
あのクラスのチームの技術は正直どうにもならない。
ACミランvsマンチェスターユナイテッドを例に挙げたい。
試合を見た日本のどこかの監督が「ロナウジーニョのシュートをやってみなさい。」
と言ったとする。
日本人の高校レベル、ひょっとしたら中学レベルでも決められる選手はいるであろう。
だが、「試合の中でやってみなさい。」
と言われれば、日本人でプロも合わせて何人出来るだろうか?
チーム技術に関して言えば、ルーニーの3点目はルーニーの得点というより
チームの得点と私は考える。
起点となったスコールズのFKからフレッチャーのクロス。
足が止まっていたミランDFは、なす術がなかった。
と私は考える。

そんな事を考えながら、先日の日韓戦の録画を見返してみた。

驚愕だった。
こんな事が、まかり通って良いものだろうか。

試合内容に関しては驚愕でも何でもなかった。

試合後である。
テレビでは岡田監督のインタビューが“しっかり”放送されていた。
当日、国立競技場にいた私は“この”インタビューの事実を知らない。
当日は試合が終わって少し間があって、東アジア選手権の閉会式が催された。
その少しの間にインタビューが行われていたこととなる。

報道は岡田監督を擁護したかったのか?

そこまでして擁護したかったのだろうか?
テレビはジャーナリズムを忘れてしまったのだろうか?

世界で勝ちたいのならば、報道から変わらなければいけないのではないだろうか?

少なくともサポーターは変わった。
一昔前の代表戦は引き分けようが負けようがブーイングはなかった。
昨年のワールドカップ最終予選ホームで引き分けても負けてもチームに監督にブーイングは浴びせなかった。
だが今年、中国戦に引き分けブーイングを浴びせた。
香港戦に至っては勝ってもブーイングを浴びせた。
惨敗した韓国戦は最大級のブーイングは免れないはずであった。

選手はブーイングを受け、監督は受けなかった。

そんな事がまかり通って良いはずがない。
ましてやテレビが“この”事実を隠ぺいしたというのであれば言語道断である。

古くから日本代表を見続けるセルジオ越後氏は言う。
『マスコミは親だよ。間違っていたら叱り、良かったのなら褒めてあげなければならない。』


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