長野久義という男の名前を知っているだろうか?
幼少より読売巨人軍を愛し、野球を始め、プロを志し、巨人からの指名を待ち続けた男だ。
実力は申し分無く、二年連続で他球団からの指名を受けては断り、
プロ生活は選ばず、実業団でプレーする。
全ては巨人の為に・・
あなたなら出来ますか?
近年は、どのスポーツも移籍が選手にとって当たり前になり、一つのチームに留まる選手が少なくなってきた。
チームの財政難の為に移籍する。
聞こえは良いが実際はどうだろうか?
つまらない事を言うつもりは勿論無い。
各々が『彼なら間違いない』と思えば良い話な訳だ。。
話は戻って、長野選手だ。
二年の歳月の間に、、
もし怪我をしてしまったら・・
スランプに陥り、本来の自分を取り戻せなかったら・・
不安は尽きないと思う。
だが、彼は待ち続けた。
原動力は彼にしか分からない話だが。。
だが信じる力という『力』がアスリートに、人間に、力を与える事は間違いない。
そして今年、読売巨人軍はドラフト1位で長野久義を指名する。
信じた夢が叶った。
信じた夢に嬉しいサプライズがあった。
原監督、直々に来期の長野選手の背番号入りのユニフォームを手に逢いに来た。
粋な計らいが出来る監督。
来シーズンの巨人戦は何試合か観てみたいと思う。